KATAGAMI Style

着物や染織品の文様染めで使う日本古来の型紙と
それに影響を受けた西洋美術の展覧会『KATAGAMI Style』

を観て来ました。

菖蒲、鳥、蟹、扇子、点、曲線.....。
日本の多種多様な紋様パターンの型紙と、
それに影響を受けた外国の美術品（ウィリアム・モリスの花柄の布、
ルネ・ラリックのジュエリー、
フランク・ロイド・ライトの照明など）が並んで展示され
離れて同時に観たり、観くらべたりもできておもしろかったです。

型紙とは柿渋で加工した和紙に、様々な手彫りの技法で模様を彫り抜いたもの。
気が遠くなるくらい精密な職人技、スゴイです(>_<)

西洋美術の華やかな世界にもうっとりしつつ、
茶一色の繊細で緻密な日本の型紙の世界に、心を奪われてしまいました。

初めてのお伊勢参りのときに、伊勢型紙の彫刻風景を

観させてもらえるお店にも行ってみたのですが、
その日は残念ながらお休みだったのでした。次回行ってみたいな☆
写真は他のお店でお土産に買った、夫婦岩の伊勢型紙。

『KATAGAMI Style』東京は明日まで、
そのあと京都、三重でも開催されるそうです。

三菱一号館美術館、素敵だったな〜
煉瓦造りの重厚なデザイン、近代的でもあって好きでした。
そして何より緑いっぱいの庭が気持ち良かった！
庭に面したテラス席でお茶も飲めますわよ♡

おまけ：長崎にある雲仙観光ホテルの客室の壁紙、
ウィリアム・モリスなんですってね♡
温泉もあるし、一度宿泊してみたいです。


Chocolat